防災訓練2022を開催しました

2022年5月15日(日)、2019年以来3年ぶりとなる防災訓練を開催しました。

午前10時の開始時点で121世帯、216名の居住者が参加しました。世帯参加率は39%でした。また、安否確認シミュレーションとして行った青いリボン作戦では、それ以上のお部屋に青リボンが掲げられ、多くの方々と防災意識を共有できました。

我が家は無事であることを示す「青いリボン作戦」

2019年に引き続きVR防災体験車も派遣され、風水害のプログラム(一部の方は地震のプログラム)を体験いただきました。「すごかった」「怖さを感じた」という声が聞かれ、なかには途中で退席するお子さまもいらっしゃったくらいのリアルさだったようです。

VR防災体験車

新設の防災井戸と非常用浄水器、防水シートの実演も体験していただきました。物販ではおなじみとなったユニディ狛江店出張販売が盛況だったほか、防災対策チーム独自で用意した防臭袋もたくさんご購入いただきました。今後も家庭ごとの備蓄品の啓蒙をはかってまいります。

防災井戸

今回は地元の和泉多摩川防災会、東野川の大規模マンション・狛江ハイタウンの防犯防災担当の方々も視察にみえ、地域防災・マンション防災について意見交換をすることができました。

コロナ禍で開催できるかどうかという状況の中、準備を進めてきましたが、予想以上のご参加をいただき、スタッフ一同うれしい悲鳴をあげていました。ご参加いただき、ありがとうございました。また、スタッフとしてお手伝いいただいた防災サポートメンバー、自治会委員、管理組合理事、狛江消防署、東京消防庁、消防ボランティアの皆様にも感謝申し上げます。

なお、訓練終了後に全世帯のポストにアンケート用紙を投函しました。参加された方、されなかった方、いずれも対象のアンケートです。ぜひご協力をお願いいたします。

ご参考: 防災訓練2022プログラム(PDF)

5月15日に防災訓練2022を開催

パーク・ハイム狛江では2013年以降、毎年4月中旬に大規模な防災訓練を開催していましたが、コロナ禍で2020年は中止、2021年は在宅参加型の「防災週間」として開催してまいりました。

状況が落ち着きつつある今年は、消防署とも綿密に打ち合わせをして、5月15日に防災訓練を開催することにしました。

2019年の防災訓練で好評だったVR防災体験車が今年も来ます。前回は地震編のプログラムを体験していただきましたが、今回は風水害編のプログラムで体験いただきます。

また、ユニディの割引販売や、新しく完成した防災井戸と災害用浄水器の実演なども予定しています。

もちろんこの状況下、感染対策は十分行いますが、参加される皆さんも発熱がある場合は参加しない、大きな声でしゃべらない、などのご協力をお願いいたします。

詳細は近日配布予定のプログラムをご覧ください。ご家族おそろいでのご参加をお待ちしております。

防災井戸完成・災害用浄水器購入

2021年末、1号棟エントランスの左側に防災井戸が設置されました。

災害用手押しポンプ(手前)と通常時使用の電動ポンプ(奥)

これまでパーク・ハイム狛江には4基の井戸があり、噴水や非常用発電機の冷却水の水源、清掃用などに使用していましたが、管が詰まったり、ポンプが故障したりしてメンテナンスコストがかかることから、今後は噴水と非常用発電機に使用している1号棟前の井戸のみをメンテナンスしていくことになっています。2021年度、管理組合では1号棟前井戸のポンプの交換を機に、停電時の水源としても使用できるように、災害用の手押しポンプを設置しました。

しかしこの井戸水は水質検査で飲用には適していないことがわかっていました。そこでこの度、災害時にこの井戸水を飲用にも使用できるよう、防災対策チームの2021年度予算で「災害用浄水器」を購入しました。

これは狛江・田中橋交差点近くにある、地元企業のかりはな製作所の製品で、フィルターによる細菌除去やにおいの除去ができ、手押しポンプにより毎分8リットルの浄化ができるものです。

2022年の防災訓練が開催される場合は実演をして居住者の皆さんに確かめてもらおうと計画しています。

エレベーターのリニューアル

2021年11月29日、マンション内のすべてのエレベーターのリニューアルが終了しました。新しいエレベーターはいくつもの安全性の向上が図られていますが、防災面ではP波感知地震時管制運転装置と、停電時自動着床装置の追加が大きな改善点となります。

これらの機能が搭載されたため、各ご家庭の防災キットに入っている防災ハンドブック内の「緊急時のエレベーター動作」(9ページ)が変更となっています。詳しくは当サイトの防災ハンドブックのページをご覧ください。