三菱地所レジデンスと意見交換

今年の防災訓練で事前配布し、当日の〇×クイズの問題にも使用した「そなえるドリル」。

防災対策チームでは防災訓練に向け、親子で防災について話し合える、このツールに目を付け、ネット上で公開されているが全戸配布をしても問題ないかなどを発行元の三菱地所レジデンスに問い合わせをしました。

 

これがきっかけで、「そなえるドリルがどのように使われているのか、またパーク・ハイム狛江の防災への取り組みについて、ぜひ話を伺いたい」ということになりました。それで実現したのが4月23日の意見交換会です。

 

三菱地所レジデンスには「防災倶楽部」という、社員有志が本来の業務とは別にマンションの防災への取り組みをボランティアで行っている組織があります。もともと同社は関東大震災後の丸の内などでいちはやく臨時診療所を開設し、「どなたでも」診ますという看板を掲げて被災者救護の取り組みをしたということで、防災に対する特別な思いがいまも受け継がれているとのこと。この日はその防災倶楽部のメンバー、岡崎さんと澤野さんがおみえになりました。岡崎さんは14日の防災訓練の視察にもいらしています。

 

まずこちらから防災対策チーム設立の経緯や、これまでの取り組みを説明。先方からは防災倶楽部で東日本大震災の被災現場を視察してきた話、マンションの防災訓練の実例、「そなえるカルタ」を使用した防災ワークショップなどについて伺い、たいへん参考になる、貴重なお話を聞くことができました。

 

パーク・ハイム狛江の防災への取り組みは、防災訓練や設備見学ツアーなどのイベントが毎年開催され定着し、数年にわたって検討してきた災害対策本部運営マニュアルも概ね完成した状態であり、意見交換会が次のステップに向けて活かされるようにしていきたいと思います。三菱地所レジデンス防災倶楽部とは今後も随時連絡を取り合いながら、情報交換をしていく予定です。

 

そなえるドリル、そなえるカルタのダウンロード先はこちら

防災訓練2018開催

6回目となる防災訓練を4月14日(土)に実施しました。87世帯から131名の参加がありました。

 

朝は曇っていたものの、だんだんと陽が差して春らしい陽気になった午前10時、消防車のサイレンを合図に避難訓練から開始。参加者はパーク・ハイム狛江独自の安否確認手段である青いリボンをバルコニー手すりに結びつけて集合しました。

エントランスごとに集合して自治会委員などが安否確認シミュレーションをします

管理組合吉田理事長、狛江市安心安全課杉田課長補佐、狛江市防災会和泉多摩川支部巣鴨会長、そして狛江消防署小笠原署長よりご挨拶をいただきました。

狛江消防署小笠原署長と安安丸

昨年に引き続き全員参加の防災○×クイズは、事前配布した防災ツール「そなえるドリル」からも出題。子どもたちも楽しんでくれました。

パーク・ハイム狛江ならではの防災に関する問題を出題
正しいか間違っているか真剣に考えて○ゾーンと×ゾーンに移動します

稼働しはじめたばかりの最新型の起震車が来る予定でしたが、前日に故障してしまいキャンセルとなってしまったのは残念でした。参加記念品の引き換えを安否確認に関するアンケート提出としたため、多くの世帯から回収できました。ご協力ありがとうございました。

管理棟ロビーの様子
ユニディ狛江店
消火器訓練
災害用伝言ダイヤル体験
AEDを使った救命訓練
新規購入備品の太陽光発電システムも展示
今年もスタンプラリーを実施
視察にみえた市議会議員の谷田部氏と記念撮影