水ピタシート実地訓練を開催

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、防災対策チームではしばらく定例会議を休止していましたが、7月より再開しました。

定例会以外の活動では、7月中旬に各部屋備え付けの防災キットの確認を促すチラシの配布を行いました。

8月8日には、多摩川の氾濫などで1階の共用部設備室への浸水が予想される場合に、従来の土のうに代わり浸水被害抑止が期待できる「水ピタシート」を購入したので、実地訓練を行いました。

水ピタシート貼り付け

このシートは超撥水加工がされており、水の圧力がかかることで壁や扉に密着し、雨水の侵入を防ぐというものです。土のうと違い、このように女性ふたりでも設置でき、はがして乾かすことで繰り返し使用できます。

(参考)水ピタシートメーカーサイト

本日の訓練では、ドアに付いている換気用のガラリをふさいでしまうことや、床面に粘着テープが付着しづらいことなどがわかり、じきに訪れる台風シーズンに向けて対策を考えてまいります。

4月19日防災訓練は中止

防災対策チーム定例会議では、 昨今のコロナウィルス感染拡大防止策を考慮し、防災訓練を開催するか否かを検討いたしました。

その結果、防災訓練は管理棟屋内に多くの人が集まるイベントであること、派遣が決まっていたVR防災体験車の4月以降の予定が未定となっていること、また感染が依然として終息を見せないことから、やむを得ず4月19日の開催は見送ることを決定しました。従いまして4月4日および18日の準備作業も中止となりました。現時点では代替の開催日は未定です。

予定をあけておいてくださった皆さまには申し訳ありませんが、次回開催時にまたご案内させていただきます。

防災訓練2020を4月19日(日)に開催予定

2020年の防災訓練は4月19日(日)10時~12時に開催することが決まりました。

昨年に引き続き、東京消防庁のVR防災体験車が派遣されることが決まっています。最新のバーチャルリアリティで災害のさなかに身を置いたような体験ができるできる、アトラクション感覚の体験車です。今回は「風水害編」のプログラムを体験していただく予定です。

災害時はご近所で助け合う「共助」が大切。10時の開始時には同じエントランスの方どうしで顔を合わせ、ご近所として意識し合うようにしましょう。また昨年同様、地域の方も参加可能とします。

詳しくは4月上旬に配布予定のプログラムをご覧ください。

設備見学ツアー2020実施しました

2月1日(土)、設備見学ツアーを開催しました。今回は35名の参加があり、共用部の各設備を見学したのち、座学の歴史講座、台風19号に学ぶ水害対策講座にご参加いただきました。

最後の質疑応答で「多摩川の河床にたまった砂利を撤去するべき」とのご意見が出ましたが、タイムリーにも前日の1月31日に「多摩川緊急治水対策プロジェクト」というものが発表されました。これは令和元年台風19号による水害を踏まえ、国と流域自治体が協力して対策をしていこうという計画で、治水対策の最初に「河道の土砂掘削」があがっており、今後6年間で実施することとしています。このことをお伝えすることができませんでした。以下のサイトから、「本文資料PDF」を開くと詳しいことがわかります。

https://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/keihin_00000163.html