防災ゲームDay 2018 / 東京直下72h TOUR / 夜の防災館

2018年7月7日、有明の東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」で開催された「防災ゲームDay 2018」をメンバー3名で視察してきました。

これは同公園と一般社団法人防災教育普及協会の主催で、防災教育に関するゲームや教材を見たり、体験できるというイベントです。

 

防災についての知識を深めるボードゲームや、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を用いたゲームなど、楽しみながら防災を学ぶことができるアイテムが展示・実演されていました。出展者は一般企業から行政機関、NPO法人、大学のグループなど、さまざまでした。

 

 

今年の防災訓練以来交流がある三菱地所レジデンス防災倶楽部の「そなえるドリル」「そなえるカルタ」も展示され、社員さん数名でワークショップを開催していました(このページトップの写真)。

 

「そなエリア東京」はこのようなイベントが開催される日以外も防災体験学習施設として開放されています(実はその建物は大地震が起きた際に現地対策本部となるスゴい場所)。常設展示には防災関連図書もあり、今年度防災対策チームで計画している図書購入の参考になりました。

 

「そなエリア東京」の目玉は地震発生後 72時間の生存力をつける体験学習ツアー「東京直下72h TOUR」というものです。タブレットとAR技術を組み合わせ、クイズ形式で被災から避難生活までをたどっていく流れになっていて、子供からおとなまで楽しめる内容です。

 

防災対策チームでは居住者の皆さまにもこうした防災学習拠点にぜひ足を運んでいただきたく、この「東京直下72h TOUR」と東京消防庁の池袋防災館「夜の防災館ナイトツアー」を夏休みの自由研究に最適ということでポスター掲示をしました。

参加された方はご感想をぜひこの下の「コメントを残す」にお寄せください。

三菱地所レジデンスと意見交換

今年の防災訓練で事前配布し、当日の〇×クイズの問題にも使用した「そなえるドリル」。

防災対策チームでは防災訓練に向け、親子で防災について話し合える、このツールに目を付け、ネット上で公開されているが全戸配布をしても問題ないかなどを発行元の三菱地所レジデンスに問い合わせをしました。

 

これがきっかけで、「そなえるドリルがどのように使われているのか、またパーク・ハイム狛江の防災への取り組みについて、ぜひ話を伺いたい」ということになりました。それで実現したのが4月23日の意見交換会です。

 

三菱地所レジデンスには「防災倶楽部」という、社員有志が本来の業務とは別にマンションの防災への取り組みをボランティアで行っている組織があります。もともと同社は関東大震災後の丸の内などでいちはやく臨時診療所を開設し、「どなたでも」診ますという看板を掲げて被災者救護の取り組みをしたということで、防災に対する特別な思いがいまも受け継がれているとのこと。この日はその防災倶楽部のメンバー、岡崎さんと澤野さんがおみえになりました。岡崎さんは14日の防災訓練の視察にもいらしています。

 

まずこちらから防災対策チーム設立の経緯や、これまでの取り組みを説明。先方からは防災倶楽部で東日本大震災の被災現場を視察してきた話、マンションの防災訓練の実例、「そなえるカルタ」を使用した防災ワークショップなどについて伺い、たいへん参考になる、貴重なお話を聞くことができました。

 

パーク・ハイム狛江の防災への取り組みは、防災訓練や設備見学ツアーなどのイベントが毎年開催され定着し、数年にわたって検討してきた災害対策本部運営マニュアルも概ね完成した状態であり、意見交換会が次のステップに向けて活かされるようにしていきたいと思います。三菱地所レジデンス防災倶楽部とは今後も随時連絡を取り合いながら、情報交換をしていく予定です。

 

そなえるドリル、そなえるカルタのダウンロード先はこちら

防災訓練2018開催

6回目となる防災訓練を4月14日(土)に実施しました。87世帯から131名の参加がありました。

 

朝は曇っていたものの、だんだんと陽が差して春らしい陽気になった午前10時、消防車のサイレンを合図に避難訓練から開始。参加者はパーク・ハイム狛江独自の安否確認手段である青いリボンをバルコニー手すりに結びつけて集合しました。

エントランスごとに集合して自治会委員などが安否確認シミュレーションをします

管理組合吉田理事長、狛江市安心安全課杉田課長補佐、狛江市防災会和泉多摩川支部巣鴨会長、そして狛江消防署小笠原署長よりご挨拶をいただきました。

狛江消防署小笠原署長と安安丸

昨年に引き続き全員参加の防災○×クイズは、事前配布した防災ツール「そなえるドリル」からも出題。子どもたちも楽しんでくれました。

パーク・ハイム狛江ならではの防災に関する問題を出題
正しいか間違っているか真剣に考えて○ゾーンと×ゾーンに移動します

稼働しはじめたばかりの最新型の起震車が来る予定でしたが、前日に故障してしまいキャンセルとなってしまったのは残念でした。参加記念品の引き換えを安否確認に関するアンケート提出としたため、多くの世帯から回収できました。ご協力ありがとうございました。

管理棟ロビーの様子
ユニディ狛江店
消火器訓練
災害用伝言ダイヤル体験
AEDを使った救命訓練
新規購入備品の太陽光発電システムも展示
今年もスタンプラリーを実施
視察にみえた市議会議員の谷田部氏と記念撮影

2018年設備見学ツアーを開催

1月28日、設備見学ツアーを開催しました。39名(お子様含む)の参加者の皆さんが防災対策チームメンバーによる解説を聞きながら、マンション内の設備を巡り、役割や災害時にどうなるかなどを学んでいただきました。

 

出発前に「地域の防火防災功労賞」受賞を報告、拍手をいただきました
狭い場所が多いので2班に分かれてのツアー
残雪の中、防火水槽の説明を聞く参加者
あいにくの曇り空、でもはるか日光の山も見えました!
東京タワーはどこに見えますか?  三軒茶屋のビルの向こうに見えますよ!

ツアー終了後は温かいお茶とお菓子をいただきながらのパーク・ハイム狛江周辺歴史講座。

江戸時代の地図を見て現在も残る痕跡を探す

新規購入防災備品の紹介もしました。

地震でドアが開かなくなったときに使う、大型なのにとても軽いバール

ご参加の皆さま、寒い中、足元も悪い中をお疲れさまでした。