5月15日に防災訓練2022を開催

パーク・ハイム狛江では2013年以降、毎年4月中旬に大規模な防災訓練を開催していましたが、コロナ禍で2020年は中止、2021年は在宅参加型の「防災週間」として開催してまいりました。

状況が落ち着きつつある今年は、消防署とも綿密に打ち合わせをして、5月15日に防災訓練を開催することにしました。

2019年の防災訓練で好評だったVR防災体験車が今年も来ます。前回は地震編のプログラムを体験していただきましたが、今回は風水害編のプログラムで体験いただきます。

また、ユニディの割引販売や、新しく完成した防災井戸と災害用浄水器の実演なども予定しています。

もちろんこの状況下、感染対策は十分行いますが、参加される皆さんも発熱がある場合は参加しない、大きな声でしゃべらない、などのご協力をお願いいたします。

詳細は近日配布予定のプログラムをご覧ください。ご家族おそろいでのご参加をお待ちしております。

防災井戸完成・災害用浄水器購入

2021年末、1号棟エントランスの左側に防災井戸が設置されました。

災害用手押しポンプ(手前)と通常時使用の電動ポンプ(奥)

これまでパーク・ハイム狛江には4基の井戸があり、噴水や非常用発電機の冷却水の水源、清掃用などに使用していましたが、管が詰まったり、ポンプが故障したりしてメンテナンスコストがかかることから、今後は噴水と非常用発電機に使用している1号棟前の井戸のみをメンテナンスしていくことになっています。2021年度、管理組合では1号棟前井戸のポンプの交換を機に、停電時の水源としても使用できるように、災害用の手押しポンプを設置しました。

しかしこの井戸水は水質検査で飲用には適していないことがわかっていました。そこでこの度、災害時にこの井戸水を飲用にも使用できるよう、防災対策チームの2021年度予算で「災害用浄水器」を購入しました。

これは狛江・田中橋交差点近くにある、地元企業のかりはな製作所の製品で、フィルターによる細菌除去やにおいの除去ができ、手押しポンプにより毎分8リットルの浄化ができるものです。

2022年の防災訓練が開催される場合は実演をして居住者の皆さんに確かめてもらおうと計画しています。

エレベーターのリニューアル

2021年11月29日、マンション内のすべてのエレベーターのリニューアルが終了しました。新しいエレベーターはいくつもの安全性の向上が図られていますが、防災面ではP波感知地震時管制運転装置と、停電時自動着床装置の追加が大きな改善点となります。

これらの機能が搭載されたため、各ご家庭の防災キットに入っている防災ハンドブック内の「緊急時のエレベーター動作」(9ページ)が変更となっています。詳しくは当サイトの防災ハンドブックのページをご覧ください。

居住者マップ2021年版作成

防災週間では多くの世帯から防災アンケートの提出をいただきましたが、このデータを大規模災害時に活用できるように、居住者マップとしてまとめる作業が完了しました。

居住者マップ写真
完成した居住者マップ

この中は棟別の部屋配置図となっていて、部屋番号、居住者一人ひとりの年齢・性別、要支援者か、または看護師・介護士などの資格者かどうかがひと目で分かるようになっています(見本が図書コーナーに掲示されています)。

昨年は防災訓練が中止となったためアンケートが実施されず、2年ぶりの更新となりました。提出世帯からの集計データとなりますが、居住者のうち75歳以上の高齢者は14.4%、5歳以下の乳幼児は6%となっていました。

前回の2019年版はシュレッダーで破棄し、この新しい版はアンケート用紙とともに防災倉庫の施錠された書庫に厳重保管しています。同じアンケートで実施した垂直避難アンケートや、自由記入欄に記載いただいたご意見等は後日あらためて皆さまにご報告します。