今年の防災訓練は10時の開始時点で全世帯の3割に当たる94世帯の参加があり、当日配布した参加者アンケートには31名の方にご協力いただきました。
上のグラフのように、さまざまな年齢層・参加経験の方からご回答いただきました。
よかったものを選ぶ設問では、「○×クイズ」や「青いリボン作戦」が多くの方から支持され、パーク・ハイム狛江独自の防災訓練が根付いてきていると感じました。
また、今回の目玉企画であったVR防災体験車も好評で、全部で149名に体験いただき、そのうちパーク・ハイム狛江からは106名の方が体験されたことが現場での調査からわかっています。初の試みである地域との一体開催も好意的にとらえられていることがわかりました。
以前のインターホンでは各居室親機の経年劣化で十分な音量が得られず、「聞こえない」という意見が多くあり、しばらく開始合図の一斉放送は中止していましたが、昨年新しいものに更新したので、今回は一斉放送を復活させました。これは概ね「よく聞こえた」との結果が得られました。この新しいインターホンでは一斉放送に30秒間という時間制限があり、開始合図のアナウンス原稿が読みきれずに途中で切れてしまうというハプニングが起きました。このことは自由記述欄でもご指摘をいただきました。
安否確認は近くの部屋の皆さんとの顔合わせの機会でもあり、顔と名前を知ってもらえるように点呼をしました。これについては防災面で重要というご意見があった一方で、エントランスに着いたときには点呼が始まっていて、他の方を知ることができなかったというご意見もいただきました。
各家庭での災害に備えた備蓄についての設問では、これまで非常用トイレの重要性について周知してきたこともあり、「充分備蓄している」が昨年の20%から36%へと、大幅に増えました。今年はさらにたまったトイレの袋を処分できない場合に備え、防臭袋を紹介してサンプルの配布をしました。今後は防臭袋の備蓄が進むように働きかけていきます。
安否確認時の聞き取り調査データの集計を見ると、エントランスごとに参加率が高いブロックと低いブロックに別れていることがわかります。これは例年同じ傾向です。防災対策チームでは来年に向けて参加率が低いブロックがある理由を分析し、より多くの方に参加していただける工夫を検討してまいります。
アンケート結果のダウンロード(PDF 1.06MB)